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岸田政権のもとでの「経済安保」法案の制定に断固として反対します

 岸田政権のもとで、秘密保護法の経済版である「経済安保」法案が、制定されようとしています。
 法案は、「重要経済基盤」に関する計画や脆弱性、革新技術など、漏えいすると安全保障に「支障」を及ぼす恐れがあるものを「重要経済安保情報」として、国が任意に指定し、漏えいした場合には最長5年の拘禁刑を科すというものです。
 さらに法案では、「重要経済安保情報」を扱う人を認定するために、「重要経済基盤を壊す活動をしていないか」や家族、国籍、犯罪歴などを調査する「セキュリティー・クリアランス(適性評価)」を、民間人や公務員を対象に広く行うとしています。
 そして、国は、港湾運送事業も「経済安保」法上の「重要経済基盤」に追加するとしています(2024.1.25日経新聞)。

 港の労働運動への調査、監視、弾圧を強化しようとする「経済安保」法案の制定に断固として反対します。

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地平線 387号をアップしました

2024年2月1日 387号
物価高、インフレで「実質賃金」は減少し続けています人間らしく生き抜くために24春闘を闘い成果を実現しよう」を

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年収の壁を乗り越え、パートタイマーの低賃金を打ち破ろう

政府は「年収の壁・支援強化パッケージ」を打ち出しています。直接には壁を意識した調整を克服し就労を拡大させようとするものですが、その影響はパートタイマー労働者の働き方に変動をもたらすものです。実際に働き方は変わるのでしょうか。

新たな年収の壁

支援パッケージでは「短時間雇用者の106万円」と「第3号被保険者の130万」を対象としています。これはいずれも有配偶者女性の年収の制約という面が大きいのですが、特に106万円は2016年から始まったパートタイマー(週20時間以上、月収8.8万円以上)への被用者保険への加入義務化がもたらした新たな壁です。130万円の壁は年金、健保、介護保険などの社会保険料負担を回避するため、有配偶者女性の働き方を大きく制限してきたといわれてきました。具体的には収入が壁を越えないようにその手前で就労調整が行われてきました。106万の新たな壁も同様の制限を課するものとなると懸念されています。

106万は壁となったか

ではパートタイマーへの被用者保険の拡大は実際に新たな壁として立ちはだかっているのでしょうか。下図(お茶の水女子大学永瀬伸子教授による)を見てください。「第1号被保険者」とは厚生年金被保険者のうち民間事業所に使用されるものを言います。縦軸は人数、横軸は月収を表しています。グラフは被用者保険の拡大が始まった2016年から2020年までの短時間被保険者の推移を表すものです。高い方の折れ線グラフ⑥から➉が女性、➉は拡大が始まった2016年、⑥は直近の2020年を表します。そうすると➉の拡大が始まった年の細かい破線から⑥の実践まで人数は高くなり(増加)月収のピークは右に移動(これも増加)しています。人数の増加は2016年が被保険者数501人以上の事業所をパートタイマー加入の対象としていたものが2022年の101人以上への拡大を経て2024年には51人以上の事業所へと拡大していっている結果です。月収の増加は壁を越えたパートタイマーの賃金が増加していることを示しています。グラフの対象期間を考えると賃金単価のアップはさほどではなかったと思われます。要因としては個々の労働者の働く時間数の増加があったと推定できます。つまり壁を越えることでパートタイマーの働き方の変化がおこり始めたといえるのです。

EPSON MFP image

年収の壁は変動しつつある

新たな106万円の壁も、その他従来の壁も有配偶女性の収入制限の問題とされてきました。しかし実際には進んで低賃金を選択する「主婦のパートタイマー」の存在は、他のそれ以外のパートタイマー賃金を低く留める錘として作用してきた側面があります。最近よく言われる単身女性労働者の低賃金の一因ともなっていると考えられています。一方事業主にとっては社会保険料事業主負担無しで低賃金パートを雇用できる「パートに安く働いてもらう」都合の良い制度でした。しかし既に働く女性の意識や生活全般の変化は従来の制度の枠を越えていく方向を示しています。国民年金3号被保険者制度の見直しが目前に迫っているといわれていますが「男は外で働き、女は家庭を守る」というかつての姿が大きく変わり、制度が息を切らして追いかけている現状の一断面ではないでしょうか。

「年収の壁・支援強化パッケージ」で壁を越えよう

106万円の壁を前にしたパートタイマーの統計の推移は、実際に壁を越える選択をする人の増加と、収入の増加を示しています。これから壁を越えようとしている人も、すでに壁を越えた人も互いに満足いく結果を生み出すのが労働組合の役割です。「年収の壁・支援強化パッケージ」を活用しパートタイマー、非正規労働者の賃金引き上げを勝ち取りましょう。

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辺野古に行ってきました

最前線と思いきや

沖縄県による設計変更不承認を、国が代執行という強行突破で押しつぶし間を置かずに着工する、という緊迫局面にある辺野古に先週行ってきました。

辺野古のゲート前では連日午前9時、午後0時、午後3時の三回、工事トラックの搬入時間に合わせて座り込み抗議行動が行わなわれています。

実際にトラックの出入りを止める行動と聞いており、過去には逮捕者も出ていることもあり、多少緊張して那覇から現地に入りました。ところが最初に目にしたのはゲート正面で出入りのトラックを監視記録している女性がトラックの運転手に手を振っている姿でした。そして結構な数の運転手が手を振り返しています。なにかホットするような光景です。

時間になると少し離れたテントで休憩していた参加者が三々五々歩いてゲート前に移動します。ゲート前には東京の警備会社の警備員(多分沖縄の人たちだと思うのですが)が姿勢を正して一列に並んでいました。

この日は那覇で申し入れ行動もあった関係か座り込み参加者は20名弱、多少心細くなりながらゲート前に椅子とプラカードを持ち込んで座り込みを始めました。しばらくは集会の進行の後ろで警備会社が何やら「座ったらあきませんよー」という意味のことをマイクを使って放送しているのですが進行の妨げになるほどではありません。そうこうしているうちに気が付くとゲート前車道には大きなダンプカーが何台も並び始めていました。

結局ダンプカーはまっすぐの道路のはるか遠くまで並び最後尾は見えませんでした。そうこうしているうちに出動服を着た沖縄県警機動隊が座り込みの前面に出てきました。と同時に町でよく見かける交通取り締まりをする格好の警察官も数名出てきました。交通量は少ないとはいえ、なんせ片側一車線の道路のはるか向こうまでダンプカーが塞いでおり交通整理もしなければなりません。

それでも集会は続き、参加者から一言と言われ「大阪の全港湾建設支部です」と挨拶したところ参加者の多くが支部OBのM氏を知っており、歓迎の拍手をいただきました。この間も県警は「退かんと排除する」とアナウンスしてましたが集会を妨害するほどの音量は出しませんでした。集会は結局30分以上続き参加者の発言も出尽くしたかという頃、県警から「排除するぞ、でも感染症の状況を鑑みこっちも身体接触はしたくないから退いてくれんか」と通告があり、機動隊員が適度の距離から「退いてくれ」と言ってきました。大半の人は一応立って機動隊員の誘導でゲート正面から移動しましたが(私もです)気合の入った人は「わしは退かんことにしとる」と言って機動隊員に担がれて排除されました。機動隊員には集会主催者から「手荒なことはするなよ」と注意が飛んでいました。

ゲート前から排除されたので向かい側歩道に渡ろうとすると機動隊員が寄ってきて「車が来るから危ない、ちょっと待ってから渡ってください」と声掛けがあり車の途切れで「どうぞ」と誘導してくれました。写真からもわかるように機動隊員も大柄な人は少なく、威圧的な態度も示していないようでした。結局ダンプカーを30台以上足止めしたようです。

この日は座り込み参加者は少数で、女性と高齢者が過半でした。かつて全港湾のピケット行動に参加した経験から、労使紛争にもかかわらず機動隊が出てきた段階であっという間に排除される、といのが常態でした。そこからいうとゲート前のピケットは法律上の保護も期待できず物理的抵抗力も限られているにも関わらず、行動に参加したものから言えばある程度満足いく阻止行動が出来ている、という不思議な光景でした。

阻止行動の合間に辺野古の集落を訪ねてみました。屋並みの姿はやはり大阪とは大きく違うのですが、なんだかバラバラっと低い民家が広がっている小さい小さい集落、という印象でした。一方東の海側には広大な米軍基地が広がり、始終ヘリコプターの騒音が聞こえていました。

辺野古集落の様子

もちろん警察が無理な暴力行使をしないのも、工事車両が整然と集会終了を待っているのも、沖縄の声の過半がこの工事強行に反対している「力」があるからこそだと思うのですが、それでもやはり現地での悠然とした(警察官も)行動には意外の感を持ちました。同時にゲート前と辺野古集落に行くとよくわかるのですが、今でさえ米軍基地に囲まれている小さい小さい辺野古にさらに米軍飛行場を持ってこようとする非道さ、辺野古←名護←沖縄←日本国民の無関心←日米軍事同盟に押しつぶされる姿に見えました。

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太平分会ニュース1月19日号をアップしました

太平分会ニュース2024 1月19日号
「非常用備蓄品を用意しよう!!」を

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地平線 386号をアップしました

2023年12月15日 386号
物価高・インフレが日々の生活の中に押し寄せる時代、24春闘を執行委員を中心にして意見交流、討論を進め、賃上げ、労働条件の向上、職場の改善を実現していこう。」を

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太平分会ニュース11月27日号をアップしました

太平分会ニュース2023 11月27日号
「2023年度冬季一時金妥結!!」を

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太平ビルサービス分会 2023年度冬季一時金妥結!!

太平ビルサービス分会では、11月21日(水) 大東市民会館2F会議室にて、団体交渉を実施しました。

(基本給+役職に係る手当)×0.55ヶ月の回答でしたが、交渉の結果、0.65ヶ月で妥結しました。

詳細は、分会ニュースにて報告します。

予定していた、11月29日(水)の一時金団体交渉は無くなりましたが、1月21日(火) に会社側から申し入れのあった「組合事務所移転」に関する団体交渉を予定していますので、組合員の参加をお願いします。

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太平分会 2023冬季一時金および職場要求団体交渉日程のお知らせ

下記の日程で会社との団体交渉があります。
冬季一時金、職場要求等の交渉です。
組合員の参加をお願いします。

■日時 1回目:11月21日(火) 18:30~
    2回目:11月29日(水) 18:30~

■場所 大東市民会館内会議室
    JR「住道駅」下車 徒歩9分
※大東市民会館への行き方は、下記のホームページを参照してください。

http://daito-shimin.bambina.jp